メールからウイルス感染を確実に防ぐたった一つの設定

皆さん、メールって使いますか?

いや、使うに決まってるじゃないッスか!
そんなん使うのはもはや当たり前。

今では、LINEや、FacebookのMessenger、ChatWorkなどチャットを使ったビジネスも加速していますが、メールを省くビジネスっていうのは考えられません。

でも、まだまだメールを経由してのウイルスの侵入…ってケースも多いのです。

実はアンチウイルスソフトを使っていたとしても、自ら許可してパソコンの内部にウイルスを招き入れてしまうということが起こっているんですよ!!

「えー、そんなアホな。私は絶対ひっかからん」

と思っている人ほど、引っかかります。

何しろメールを開いただけでウイルスに感染してしまうのですから!

ちなみに、この記事を見た人がリンク貼ってくれたのですが、「今どきメールでウイルスとかないから」と書いてあったんですが、まだまだ現役です。

では、そんな場合、どうすれば良いのか?

その秘密は
プレーンテキストにあるんです!!

今回はこのメールを開いただけでは絶対にウイルスに引っかからないようにできる設定をお教えします!

目次

そもそもメールに添付されるウイルスって何じゃ?

このウイルスという単語にピンと来ないかたもいらっしゃると思いますが…、

ウイルスって言うのは人間にもあって、身体の外にある異物になっていて、取り入れてしまうと何かしらカラダに悪い影響を与えるものです。

実はパソコンにもコンピュータウイルスと呼ばれる不正なプログラムが存在し、このプログラムのせいで自分の意図しない動きをパソコンがするようになります。

ちなみに迷惑メールのことではありません。

迷惑メールっていうのは来ること自体が鬱陶しいと思うようなバリバリ宣伝目的だったり、URLをクリックさせて情報を抜き取ろうとしているメールのこと。

来ないにこしたことはないです。

メールのウイルス:パソコンが壊れてしまうウイルス

一昔前(2000年前後)には画面に✖印がいっぱい出てきたり、アイコンが逃げ出してクリックできないようにしたり、強制的にパソコンが落ちて二度と起動しないなど、クラッシュ系(パソコンを壊す系)のウイルスが多かったものです。

しかし、こういう犯罪的なプログラムを組む人たちの思考が変わり、2000年を超えるとただの愉快犯から、個人情報を盗み取る方法に変わってきました。

情報を盗んでクレジットカードを悪用したり、悪質な営業行為を行うようにしたりという方法に使うのですね。

そのため、今は感染しても普通にパソコンが使えます。

ただし、気づかないところで情報を盗み続けるという厄介な形式となっています。
おぉ、こわっ…。

ちなみに私が仕事でとあるお宅のパソコンをウイルス除去を依頼された時、有料のアンチウイルスソフトが入っていたにもかかわらず500件以上のウイルスを発見!!

最初は「なんかパソコン遅いから見てくれますか?」って依頼だったのに、終わる頃には顔面真っ青でした(苦笑)
そりゃそうでしょう。

多分、気をつけてないと、どのお宅もこのくらい入ってたりするかもしれません。
それくらいコンピュータウイルスっていうのは今、多いのです。

日本は技術が高いわりにセキュリティが弱い

2012年頃からはターゲットが日本に変わってきました。

日本は技術力が高く、様々な精密機械が所狭しと並んでいる割にはセキュリティなど防衛意識が甘いので情報が盗みやすいと目をつけられているのです。

特にこの年代になると翻訳サービスが向上し、日本語を喋れなくても文字が書けるようになりました。

ちょっと違和感のある日本語の文章を多く見かけるようになったのもこのぐらいの時期からです。

一般家庭のパソコンはさらにセキュリティが弱い

いわゆる情報弱者という人たちです。

パソコンに関する知識を習ってはいないけど、使うことはできるという方。

パソコンを使えるけどセキュリティが甘く、今、日本の企業以上に狙われる傾向にあるようです。

セキュリティが甘いけどパソコンが使えるというのは安全面的に言うとかなり危険信号です。

最近ではオンラインショッピングをする方も増えた…ということは、クレジットカードを使うことが増えました。

そのため、パソコンにセキュリティを施してないかたはクレジットカードの情報を盗んでくれと言っているようなものなのです。

私が教えている人たちもセキュリティに関する知識を持っていない人がほとんどでした。

ウイルス対策ソフトですらも入れていない人が多かったです。

もちろん個人情報が盗まれると危ないという認識は持っていましたが、対策しなくても多分大丈夫というかたが多かったのです。

ハッキリ言うとかなり危ないので最低でもウイルス対策ソフトは入れておきましょう

コンピュータウイルスの感染源とは?

コンピュータウイルスは様々なところから感染してしまいます。大体このようなところからです。

インターネット

インターネット上にはコンピュータウイルスが非常に多く存在しています。

Googleで検索し、検索結果の画面でコンピュータウイルスに感染したことがあります。

そのくらいどこでも存在しているものなのです。

基本的にページを開いただけで感染します。

メール

ちょっと前にあった日本年金機構の個人情報流出事件はこの方法で感染しました。

普通はURLをクリックするとウイルスに感染するようになりますが、メールを開いただけでウイルスに感染してしまうケースも存在します。

また、添付ファイルにウイルスが入り込んでいることがあります。

基本的には実行すると感染するので、送る側は送る前、受け取った側は開く前に感染していないかチェックするのが当たり前です。

ファイル

◯◯.exeのような実行形式のものが主ですが、Excelや、Wordファイルなどの文書ファイルにだってプログラムを仕込むことはできます。

そのため、全てのファイルにコンピュータウイルスが潜んでいることがあるのです。基本的に開くと感染します。

メールを開く際にウイルスにかからないようにする方法

この方法を話す前にメールの形式を知っておきましょう。

メールには2形式あることをご存知でしょうか?

メールはプレーンテキスト形式HTML形式があるのです。

見た感じ何も装飾っぽい装飾がされていない文章だけのメールがプレーンテキスト。

つまり開いただけではウイルスに感染しないってことですね。

メールを開いたら画像が見れたり、URLをクリックしたらWebサイトに飛ぶようなリンクがしっかり張られているものですが、その形式はHTML形式と言います。

画像が目一杯使われていて、綺麗なメール、デザインセンスがあるようなメールはHTML形式なのです。

見た目がゴージャスなので注意や、目を惹くことができる分、悪意のあるプログラムを仕込むことができ、開いた瞬間に悪さをすることも可能です。

つまりHTML形式で文書を開くようになっているとメールを開いた時点でプログラムが実行されてしまいます

そう、メールを開いた際にウイルスに感染しないためにはプレーンテキスト形式に切り替えてあげれば良いのです!

メールの読み込みをプレーンテキスト形式に設定する

私の場合は、Thunderbirdというメーラーを使っています。

表示→メッセージの表示形式→プレーンテキストに変える設定にしましょう。

自分が予期せずコンピュータウイルスを送信しないように編集の際にもHTML形式にならないようにしておきましょう。

ツール→アカウント設定→編集とアドレス入力→HTML形式でメッセージを編集するのチェックを外します。

どんなメーラーを使っていてもこの設定はできると思います。

私の場合はMacだったのでこうなってしまいましたが、Windowsを使っているかたはWindows Liveメールや、Outlook Express、Office Outlookを使っていると思います。

ぜひテキスト形式になるようにしておきましょう。

メールプレビュー機能はプレーンテキスト形式にしていれば大体問題ない

メールを開くということはデータをダウンロードするということと同じ意味を持ちます。

これはプレビューであっても同様です。つまり、プレビューをすると感染するということもあり得るということです。

なので、プレビュー機能であってもプレーンテキスト形式で実行するようにすればプログラムが読み込まれることはありません

基本的にプレビュー機能は便利で中身の確認に役立つので、プレーンテキスト形式に切り替えてあげるほうが良いです。

HTML形式のまま読み込む設定にしているとプレビューの時点でプログラムを実行してしまいます。
そのため、開かなくてもコンピュータウイルスに感染してしまうことになるのです。

ただ、プレビューそのものがウイルス起動の鍵になっていることもあります。万全を期すならばプレビュー機能もOFFにするのがおすすめです。

まとめ

意外と大丈夫と思っても、それは感染に気づかないだけかもしれません。

メールというのはフリーランスだけでなく、会社から一般家庭までたくさんの人が使っている連絡手段の一つ!

プレーンテキスト形式は設定するだけなので、絶対に設定しておくようにしましょう!

他にもセキュリティに関してはしっかりと紹介していきたいと思います。

ではでは〜〜。

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