ブログを書き始めの頃。
記事の書き方も分からなければ、見出しの付け方も分からないと思います。
とりあえず記事を書き終わってから、もしくは記事を書きながら見出しを付けていないでしょうか。
実は見出しをつけないと、せっかく記事を書いたのに読んでもらえないことがあり、非常にもったいないです。
- なぜ見出しを付けるのか?
- 見出しを付けることの重要性
- 見出しの付け方
以上のポイントをみながら見出しの付け方を覚えて、読まれる記事を目指しましょう。
見出しとは?
記事に見出しがついていることは誰もが知っていると思います。
見出しとは一目でその見出し文章の内容が分かるようにしたものです。記事の最初に大きめの文字で目立つように書かれていることが多いです。
見出しを付けることは文章的にもSEO的にも大きなメリットがあります。詳しくはWordPressでブログの見出しを付ける方法とそのメリットをご覧ください。
ブログにおける見出しとは?
ブログの記事はWEB上にあります。
それではWEB上における見出しとは何でしょうか?
WEB上の見出し
ブログの記事やニュースサイトは本のように物理的な表紙はありませんが、この記事でいうと「ブログ記事の見出しの付け方」が記事全体のタイトルで、「見出しとは?」「WEBにおける見出しとは?」などが見出しになります。
ブログの記事は「結承転結」といったような形式を用いられて書かれることが多く、結論は最初と最後に書かれます。
新聞の見出し(ヘッドライン)との違いは?
新聞のヘッドラインもブログの記事と同じで見出しという意味です。
ブログの見出しとの大きな違いは、朝の忙しい時間に読まれることの多い新聞では、いかにタイトルや見出しで目を引き、読んでもらうかが重要になってきます。
見出しの付け方が売り上げにも大きく関わってきます。
なので忙しい時間の中で読んでもらうことが多い新聞の記事は、結論を先に書くことが特徴です。
「逆三角形」の形が取られます。
スポーツ新聞の見出しは、分かりやすいのではないでしょうか?
例えば
「大谷 さよならホームラン」
という見出しがあったとします。
この情報だけで、
・エンゼルスが勝ったことが分かります。
・勝ち方は逆転勝ちだったのでは、と推測できます。
・大谷がホームランを打ったことが分かります。
そこで、『おっ」と新聞を買ってみようかなとなります。
なので見出しで伝えたい順番がブログとは大きく異なるでしょう。
ブログの見出しの付け方(基本)
では、実際に見出しはどうやって付けていけばよいのかを基本からみていきましょう。
書籍の目次はよいお手本
見出しの付け方が分からない時に参考にしたいのが、本の目次や雑誌の見出しです。
本のタイトルと目次の関係をよく観察してみましょう。
本屋さんで、この本買おうかなと判断する時に目次の内容をみて、これは自分の知りたいことが書かれてそうだなと判断して、はじめて購入を決めませんか?
目次や見出しは自分の知りたいことと、記事の内容があっているかの判断基準になります。
例えば、カメラについて専門的に書いているのならば、カメラ雑誌を読むとどういう風に記事に見出しを付けているのかの勉強になると思います。
自分の記事の内容と似ている本や雑誌の見出しを参考にしてみましょう。
小見出しを上手に付ける
見出しの付け方は難しく考える必要はありません。
自分が読者だったら?という視点で考えてみましょう。
例えば
旅先で無性にカレーが食べたくなったとして、
「美味しいカレー屋さん10選!」の記事を見つけたとします。
自分が美味しいカレー屋さんを探している立場なら、次に知りたい情報は何でしょう?
「店名は?それどこ?」(場所)
「今日はやっているのかな?」(営業時間)
「どうやって行くんだ?」(アクセス方法)
「本当に美味しいのかな?デートで使えそうかな?」(評判、口コミ、雰囲気)
知りたい情報の順番は、その時の状況によって前後はするかもしれませんが、まずはこのようなことが知りたくなるのではないでしょうか?
そのあとに、
・電車で行けるのか?バスや車でしかいけないのか?
・何にこだわったカレーなのか?
・ファミリー向けのお店の雰囲気なのか?カップル向けなのか?
を知りたくなりませんか?
そうすると、この記事に見出しの付け方は
「美味しいカレー屋さん10選!」(タイトル)
店名・場所・営業時間(見出し)
アクセス方法(見出し)
電車の場合(小見出し)
バスの場合(小見出し)
車の場合(小見出し)
評判・こだわり(見出し)
口コミ(小見出し)
店長のこだわり(小見出し)
という具合になると思います。
読者が知りたいと思う情報から順に、タイトル、見出し、小見出しと付けていきましょう。
ブログの見出しの付け方(テクニック編)
見出しの基本的な付け方の次は、テクニック的なことをみていきましょう 。
見出しが決まると文章が書きやすくなる
記事を書き始めの慣れない頃は、タイトルを何となく決めて、とにかく何かを書こうと大雑把な記事の内容を頭に思い浮かべて、書きはじめてしまうことがあると思います。
でも実は記事を書く前に、最初にしっかりと見出しを決めておくことが大事です。
なぜなら、見出しを決めておくことは記事の設計図を書くことになるからです。
見出しを決めておくと、自分が書きたいことや伝えたいことが具体的になります。
どういう順番で記事を進めて行くのかの構成を考えることにもなります。
ぼくにも経験がありますが、この設計図がないとほぼ間違いなく何を書いてよいかが分からなくなります。
記事をどう進めていけばよいのかが分からず、パソコンの画面の前で指が止まったまま、時間だけが無駄に過ぎてしまうでしょう。笑
考えて見ると当たり前の話ですが、記事を書き始めの頃はよくやってしまいます。
設計図を作ることに時間をかけて、その設計図に基づいて、必要な情報、伝えたい情報を調べることで、記事が書きやすくなり、記事の構成の間違いに気が付きやすく、自分が何を伝えたいかがはっきりしてきます。
設計図作りをしっかりと行えば、記事を書くこと自体の時間は短縮されるでしょう。
情報を集めるのは見出しごとに
あらかじめ見出しを決めておくと、調べる内容が明確になっているので、情報収集もやりやすくなるでしょう。
別の見方をするなら、集めた情報で伝えたいことは、そのまま見出しになります。
ブログの見出しを作ることは設計図作り
最後に見出しのまとめです。
- 見出しを付けることで、読者に読んでもらえやすくなる。
- 書籍の目次や雑誌の見出しは、見出しの付け方のよいお手本。
- 見出し作りは記事の設計図作り。記事を書く前に見出しを決めよう。
見出しがしっかりと付けられた記事は、読みやすそうだ、自分にこの記事はあっているかの判断をしやすく、読みやすい記事になります。
記事の見出しを付けられるようになって、多くの方に読まれる記事を目指していきましょう!