- WordPressの有料テーマを探している人
- STORKを検討中の方
- 過去人気があった有料テーマ情報を探している方
昔、STORKってテーマが人気あったみたいなんやけど、今、STORKってどうなんや?
今はもうさすがにオススメできませんね。時代遅れのテーマって感じになっています。
そうなんか〜、使ったことあるんか?
実はSTORKは僕が一番はじめに買った有料テーマです!これを買ってからブログが楽しくなってきましたね。
おー!ぜひその時の様子も含めて、教えて欲しいねん!
じゃあ、思い出話みたいな形ですが過去なんで買ったのか?とか、今はどのくらいオススメか?みたいなことを教えていきますね。
WordPressのテーマって本当にいろいろありますよね。最初の内は何にするか本当に悩んでしまうものです。
僕も最初は「無料テーマサイコー!お金かけるなんて信じられないぜ!」なんて本気で思ってました。でも、有料テーマに変えて本当にブログ人生を劇的に変えてくれました。
WordPressで無料テーマを使っている人は今すぐ有料テーマにするかを検討してみて欲しい
✔ デザインにかける時間を10分の1くらいにできる
当時の僕のTwitterでのつぶやき
✔ HTMLやCSSが分からくても多彩な表現ができるテーマがある
✔ 欲しいと思う機能が最初から揃ってる
✔ 内部SEO対策はバッチリ
一回きりの投資だしオススメ
— ソルティー@ブログアーティスト (@Solty_gn) 2018年10月11日
その最初に購入した有料テーマがSTORKです。とにかく記事がスラスラとストレスなく書けて、アクセスアップできたのもこのSTORKがあったからこそかなって思っています。
しかし、もはや時代遅れのテーマになっていて、この記事を見に来た方は今でも使えるの?と思って見に来ている方が多いはず。そこで、最新の旧STORKを実際にインストールし、検証した結果を公開していきます。
STORKが気になっている方や、他のテーマと比較したい方は、ぜひ参考にしてください。もし、この時点でSTORKじゃないなと感じたら、他の有料テーマオススメも紹介しているのでご覧ください。
有料テーマ『旧STORK』をどうして買ったのか?
僕自身がSTORKという有料テーマに購入するに至るまでに何を思ったのか?を伝えますね。
無料テーマはフロントページがダサいと思った
当時(2015年くらい)、STORKに出会う前の僕は無料テーマの鬼だったので、いろんなテーマを取っ替え引っ替えしていました。何を探していたのかというと、フロントページを『そこそこカッコよく』したかったのです。
今で言うと、サイト型に構成するってことをやろうと思っていたんです。
無料テーマだとフロントページがどうしてもブログ臭さから抜け出せませんでした。配布されてるような無料テーマって結局はブログ止まりな印象から抜けられなかったんです。
でも、フロントページのみじゃなくて、やはりSEOを重視するんだったらコンテンツがメインにしたいとも思っていました。
なので、その丁度良い中間を探してたんですね。
その中で最初に実現したページがこちら。
まぁまぁトップは良い感じだったのですが、海外テーマだったので、全体的な言語が全部英語でワケ分かんなかった…。
ただ、ボタンを使うことで一味違うことができる!って感じて、「じゃあ、なんかボタンでいろんなことできるテーマはないかな?」と思っていた時に出会ったのがSTORKでした。
今では当たり前にできる機能ですが、2015年頃は簡単ではなかったのです。
STORKに最初惹かれたのはショートコード
STORKはとにかくショートコードに最初すごく惹かれました。今まで補足説明とか、ボタンをつくるのにいろんなサイトを周ってHTMLとかCSSとかガッツリカスタマイズするしかなかったんです。
ブログ書きたい人にとってHTMLカスタマイズってできなくはないけど、面倒くさかったんですよね。
ショートコードなら、簡単!そう思って、つい買っちゃいました(笑)
STORKはショートコードの中にショートコードを書くことができるテーマです。実は他の有料テーマではショートコードは使えても、ショートコードの二重記述はできなかったのです。
カラム表示してその中にボタンを入れる…なんてことは結構な頻度でやるのでそれができるのも当時は魅力でした。
旧STORKとは
STORKは「究極のモバイルファースト」をコンセプトに開発された有料テーマです。
商品名 | WordPressテーマ STORK |
販売価格 | ¥10,800(税込) (※買い切り) |
販売元 | hTDESIGN合同会社 |
動作必須環境 | PHP 7.0 以上 WordPress 4.9 以上 |
対応ブラウザ | Edge / Chrome / Firefox / Safari (各最新版) |
決済方法 | クレジットカード ( VISA / Master / AMEX / JCB )、Paypal ※ 銀行振り込みは不可 |
ライセンス | スプリットライセンス(1つのサイトで1テーマ) |
クラシックエディタ用に設計され、当時はショートコードや、スライダーなど革新的な機能を盛り込んだテーマでした。
そんなSTORKには5つの特徴があります。それを詳しくご紹介します。
トップページにカルーセルスライダーがカンタンに設置可能
購入する決め手の一つにもなったのですが、当時の無料テーマでは記事のオススメってカンタンにできませんでした。しかし、STORKはカルーセルスライダーで作れたのです。
作り方もタグに『pickup』と打つだけ。パソコン苦手な人でも簡単!
たくさんオススメしたい記事がある時にも役立ちますね。
ただし、5記事以上PICKUPしないと表示されない仕様になっています。ご注意ください。
この気軽に使えるカルーセルスライダーは、読ませたい記事がある時に役立ちますね!
メニューに説明を入れられる
ナビゲーションメニューの下に説明文を入れられるのです。
ちょっとした説明を入れても良いですし、このブログみたいに英語表記にしても良いですね。このちょっとしたアクセントが当時の他のテーマでは実現できなかったんです。
ランディングページを無制限に作れる
STORKではランディングページ(LP)を無制限に作成できます。
ランディングページは商品を売る際の着地点として使われる一枚の長ーいページです。業者に頼むこともできるんですが、20〜40万など価格が本当に高く、よく分かっていないと作ったのにうまく活かせずにムダに終わることも多いのです。
だったら自分で作りたい!って思う方も多いと思いますが、STORKではナビゲーションメニューがない無地のランディングページを作成できます。画像をはめ込んで作り込んでいっても良いし、文字ベースで作っても良い。
実際に作るとこんな感じに縦に長いページができます。
ランディングページはこんな感じでも良いって人が結構いらっしゃるようなので、こんなページだったらサクサク作れます。
まぁ、テンプレートはないのである程度の知識と書き方が分かってないと作れないかもしれません。
レスポンシブデザインでどんな端末でも見れる
STORKの最大の特徴とも言えるのがレスポンシブデザインでどんな端末でも見やすいこと!
意外と行間が詰まって見えてしまう無料テーマが多かった中、スマホからもかなり見やすかったです。行間は特に大事だなと思います。STORKは文章の見やすさが本当に素晴らしいですね。
レスポンシブデザインじゃないと検索順位は大きく下がるので、今でも大事な施策の一つですね。
スマホ専用のスワイプメニューが設定できる
STORKで個人的に良いなって思ったところはスマホ専用のスワイプメニューですね。これは当時のWordPressテーマでは見たことがなかったです。
画面左のハンバーガーメニューってタップされる確率がけっこう低いんですよ。パッと開いてメニューが表示されるのは他にはない魅力ですね。
設定はメニューからカンタンにできます。普通にWordPressが使えるなら苦労せず設定できますね。
旧STORKのメリット・デメリット
では、ここからはSTORKが今でも使えるテーマかどうかを紹介していきます。
具体的な検証内容は以下の通りです。
サイトデザインは自分が作りたいイメージを反映できるかが重要です。その上で、そのサイトデザインをすぐ作れるか?また、どのくらい自由に拡張できるか?はブログ初心者にとっては重要な指標です。
コードの追加など、専門的な技術を必要とする場合は減点します。
サイトデザインの中でも、自分が作りたいと思う投稿を作れるか?はコンテンツの質そのものに関わります。
最近では、ブロックエディタが基本になり、自由自在なコンテンツを作るために必要なテーマ独自のブロックがあると見栄えもよく、見やすくなります。
ちなみにブロックエディタに対応していないテーマは、もはや時代遅れなので大きく減点します。
いくらデザインが良くても遅くては意味がありません。最近のGoogle評価ではページエクスペリエンスや、ウェブに関する主な指標(Core Web Vitals)が重要になりました。
つまり、見栄えがよくても、内部的にレイアウトが崩れていると判断されたり、表示スピードが遅いと判断されると、検索順位に大きな影響を与えてしまうため、その場合は減点します。
WordPressを使う方の多くは検索順位1位を狙っています。1位になれるか?ではなく、1位になりやすいか?というのは内部的な施策が大きく影響します。しかし、自分では変更しづらい箇所なため、開発者の腕が試される部分です。
HTML5準拠でW3Cの文法エラーがない、構造化マークアップができている、SEOに関する設定ができるなどを評価します。
いくら性能・機能が良くても、使い方が分からないのでは意味がありません。全員がITが得意な人ばかりではないため、マニュアルが充実しているか?サポートは素早く対応してくれるのか?は非常に大切な要素となります。
この検証内容を踏まえた上で、メリット・デメリットを伝えるとこんな感じになります。
メリットについて
もはや、昔のテーマという印象が拭えず、今購入するメリットはさすがにないと個人的に思います。
あえてメリットを付けるとしたら、ショートコードも含めてデザインが可愛いので、クラシックエディタ重視の方ならなんとか使えると思いますが…、さすがに無理があるかな〜。
もし、今からクラシックエディタでやりたい方なら、DIVERを推しますね。
デメリットについて
ここからはSTORKのイマイチだと思う点を紹介します。
昔のテーマなので、多くの機能が時代遅れになっていると感じます。その中でも特に不満と感じるのはこの3点です。
では、この辺りを詳しく解説します。
複数サイトで使えない
STORKで特に課題だなって思うのは、複数サイトで使えないという問題です。
1サイトに付き、1テーマしか使えないということは、複数のジャンルに手を出しづらいということでもあります。これは新バージョンであるSTORK19でも同じです。
特定のジャンルに絞った特化ブログをたくさん作りたいブロガーや、アフィリエイターはブログを長く続けるほど不利になってしまうでしょう。
ページ表示スピードが遅い
STORKで課題に感じるのは、スピードが遅いことです。
ページ表示速度がSEOに関係するようになり、無関心というわけにはいかなくなりました。
元々、高速化の概念はそれほど持っていなかった上に、アップデートもされていないので、遅いと感じる結果になっています。
何のプラグインも入っていない状態でこれだと高速化の処理を自分でしないといけないですね。
公式サイトのようにならない
STORKで「え!?」と驚いてしまったのが、標準機能だけでは公式サイトのようにはできないということです。
最初は公式のページを見て「こんなのできるのか!すげぇ!」と思ってたんです。
でも、これは標準の機能だけではできないみたいなんです(苦笑)。
「標準機能で行けそうだな!」って思ってたのでちょいと残念です。
まぁ、僕の勘違いです。あくまでもデモページを参考にしましょう。
他のオープンケージのテーマとの違いは?
オープンケージには他に4つの有料テーマが用意されています。そのほとんどがクラシックエディタ用なので気をつけましょう。
クラシックエディタ用
テーマ名 | ALBATROS(アルバトロス) | Hummingbird(ハミングバード) | SWALLOW(スワロー) |
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値段 | 7,980円(税込) | 7,980円(税込) | 9,900円(税込) |
STORKとの比較 | オープンケージのテーマの基本構造となったテーマです。 | 細かい仕様は違いますが、大きな違いは『グローバルスマホメニュー』が用意できないこと。 | STORKよりもカルーセルスライダーが大きくなったりデザインがより洗練されました。 |
評価 | 同じ値段なのでアルバトロスを買うよりはハミングバードを購入するほうが良いでしょう。 | スマホを重視するかしないかが大きいので「スマホを重視するぜ!」という方はSTORKでしょう。 | 追尾型サイドバーがないなど痛いところもあるので、STORKのほうが上位モデルであるという認識を間違えないようにしましょう。 |
ブロックエディタ用
テーマ名 | STORK19(ストーク19) |
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値段 | 11,000円(税込) |
STORKとの比較 | STORKの基本仕様を引き継ぎ、ブロックエディタに対応し、表示スピードの改善が行われました。 |
評価 | オープンケージで今買うならSTORK19一択でしょう。 |
旧STORKと他のテーマの比較
STORKは他の有料テーマとどんな違いがあるのか?と思う方もいらっしゃると思うので、オススメのテーマとの比較をしてみましょう。
個人的主観になりますが、大体こんな感じになると思います。
比較項目 | STORK(旧) | STORK19 | Emanon Premium | SWELL |
---|---|---|---|---|
デザイン | かわいい | かわいい | シンプル、ビジネス | シンプル、スッキリ |
コンテンツ作成機能 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
設定のしやすさ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ページ速度 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
価格 | 10,800円 | 11,000円 | 27,800円 | 17,600円 |
SEO | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
機能性 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
拡張性 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
用途 | ブログ | ブログ | 企業サイト、メディアサイト、ブログ | ブログ |
サポート | メール対応サポート | メール対応サポート | メール対応ユーザーサポート | フォーラム コミュニティ |
さすがに旧STORKを使うのは厳しいと感じますねー。
今から旧STORK使うのは厳しいので、他のテーマを使おう
さすがに今からは厳しいんやな〜。
でも、最初に有料テーマを教えてくれた思い入れのあるテーマです!今から使うならSTORK19 で行きましょう。
STORKは当時は誰もが使っているテーマでしたが、さすがに今から「有料テーマを購入するか!」と思っている人にはオススメできません。
また、複数テーマで使えないなども大きなネックとなっており、今からSTORKを選ぶくらいなら無料テーマのCocoonをオススメします。
STORKがどうしても気になる!という方はオープンケージ最新テーマのSTORK19 を購入しましょう。
もし、STORKではなく、その他のテーマを考えたい方はWordPress有料テーマのオススメをご覧ください。