- WordPressのテーマがピンキリあって悩んでいる人
- WordPressはどんなポイントに絞って選ぶと良いか知りたい人
- WordPressテーマで気をつけなければいけないポイントを知りたい方
WordPressテーマっていろいろあって悩むなぁ。
テーマは1万以上存在しますからね。悩むのも仕方ないです。
まぁ、もうこの際、検索で出てくるヤツでええかって思ってな。あのWordPressにひっついてる検索でいろいろ探せるやろ?
WordPress公式レポジトリのテーマ検索ですかね?あれは英語のテーマばかりだし、SEO的にも微妙なのがあるのでオススメしないですよ。
そうなんか!
じゃあ、一体何を基準に選んだらええん?
いろんなポイントがあるので、今回はWordPressテーマの選び方のノウハウを教えましょう!
WordPressテーマはその数、実に1万以上!さまざまなデザイン・機能を切り替えるだけで簡単に使えるようになります。
しかし、テーマの中にはSEO対策が施されてなかったり、セキュリティに脆弱性があったりと、正直成果を出すことが難しく、オススメできないようなテーマはこの世の中にはごまんとあります。
では、WordPressのテーマを選ぶ際には、一体どんなことを基準に選択すれば良いのでしょうか?
今回はそんなWordPressテーマの選び方について、『絶対必要な要件』、『ブログ・ビジネス向けに費用な要件』を分けて紹介していきますね。
WordPressテーマの選び方がなぜ重要になるか?
WordPressのテーマを選ぶのは、WordPressでウェブサイト・ブログを作成しようと思っている方は必ず通る道になります。なぜなら、初期テーマである『Twenty Twenty-Three』が英語圏のテーマで、シンプル過ぎて物足りないからです。
テーマは外観や機能を決定する要素であり、自分の思い通りのサイト・ブログを作れないのはモヤモヤするでしょう。
また、テーマの中には最新の技術に対応していなかったり、検索順位が上がりにくいテーマも存在します。そうするとせっかくWordPressで立ち上げたのに、結果がついてこないということも起こり得るのです。
他にも日本語のテーマだけでも数百はあると言われていて、どのテーマを選べば良いかは、この業界に入ったばかりの初心者が確信を持って選び取るのは難しいでしょう。
だからこそ、少しでも確信を持って『これだ!』と思うものを選び取るための知識が必要なのです。
WordPressテーマ選びに絶対必要なポイント
WordPressのテーマを選ぶ際には、以下のポイントに注意して選んでいきましょう。
アップデートが頻繁に行われている
まずはアップデートの頻度を確認しましょう。アップデートが頻繁に行われているテーマは、セキュリティの強化や新機能の追加が行われる可能性が高く、サイトの安全性や性能の向上に役立つからです。
アップデートは提供サイトのお知らせや、公式レポジトリであれば最終更新日を確認します。
確認した時、1年以上更新がされていないテーマは使わないほうが良いでしょう。
SEO対策が施されている
内部SEO対策が施されているテーマか確認しましょう。メタタイトル、メタディスクリプション、パンくずリスト、robotsタグという機能が搭載されていることは必須条件です。
これらはテーマに存在しなくても、プラグインで実装することは可能です。ただ、世の中に出回っているSEO対策プラグインは非常に重いので、高速化に悪影響があることもあるので、注意が必要です。
開発元には機能一覧があるはずなので、よく確認してみましょう。
自分の目的を叶えてくれる機能がある
テーマには様々な機能がありますが、自分のサイトの目的に合った実現できる機能性を重視しましょう。
- ブロガーとして記事を書いていく場合は、『記事装飾』が充実しているか?
- 企業向けコーポレートサイトを運営する場合は、『フロントページのデザイン』が綺麗か?
- アフィリエイターとして活躍したい場合は、『ランキング』『CTA』機能があるか?
- オンラインショップを構築する場合は、『EC機能』が備わっているか?
テーマを乗り換えることになる要因は『思ったように構築できなかった』が一番多いです。自分が何をしたいのか?をハッキリさせ、その目的達成に必要な機能があるかはよく確認してください。
こちらもテーマ配布先サイトの機能一覧などからチェックできます。
公式登録されているテーマが良いわけではない
実はWordPressの公式テーマレポジトリ(WordPress内でテーマ検索できる機能)に登録されているテーマが必ずしも良いとは限りません。
- ほとんどが英語圏のテーマ
- 脆弱性があるテーマも数多く存在する
- ファイルサイズが大きいテーマが多く、サイトスピードが遅くなる
- 必要不可欠とは言えないプラグインを要求されるケースがある
デザイン性が高いものが多いので、英語が読めるのであれば使えるテーマも多くありますが、脆弱性があるかどうかの見極めは難しいので、使用しないほうが良いでしょう。
そもそも日本人向けじゃないので、基本は人が使っている人気のテーマを導入しましょう。
レスポンシブデザインである
レスポンシブデザイン…つまりスマホ対応できているかは必須要件です。
現代のウェブサイト・ブログは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からのアクセスが増えています。そのため、テーマがレスポンシブデザインに対応できていないと検索上位を狙うことは難しいでしょう。
こちらもテーマ配布先サイトにて対応しているかを確認できます。
モバイル対応は今やほとんどのテーマが対応できていますが、稀に対応していないケースもあるので、十分確認してくださいね。
マニュアルや、サポートの有無
テーマにはマニュアルやサポートが付属していることがあります。初めてのテーマ使用やトラブル時には、操作マニュアルやサポートの存在は大きな助けとなります。選ぶテーマには充実したドキュメントやサポートがあるか確認しましょう。
有料テーマのほうがサポートは充実していますが、無料テーマでもフォーラムを用意し、質問を受け付けている場合があります。
ブログ向けWordPressテーマの選び方
ブログを始める際には、適切なWordPressテーマを選ぶことが重要です。特にブログの場合は、コンテンツを重視するため、ブログ向けのテーマを選ぶ際に考慮すべきポイントをおさえておきましょう。
サイトスピードが早い
ブログ向けのWordPressテーマを選ぶ際にはサイト表示速度の速さを重視しましょう。
サイトの表示速度は、読者の滞在時間や、サイトアクセス直後の離脱率の改善に繋がります。
ページの表示にどれぐらい時間がかかると「遅い」と感じるのか。
約半数のユーザーは、ページ表示の待ち時間が2秒を超えるとイライラし始めるようです。ページの読み込みが何秒くらいで終わることを期待するかという設問に対して、47%の消費者が「2秒」と答えています。2006年の調査では4秒という判断でしたから、3年でユーザーはかなりせっかちになっているということですね。
実際のデータでは、最も多かった回答は「3秒台」ですが、全体の半数に対してイライラを感じさせないという観点からみると、2秒台となるわけですね(2秒台以内の合計が47%)。
4秒超 17% 3秒 36% 2秒 30% 1秒 12% 1秒以下 5% また、ページの描画にかかる時間が3秒を超えると、40%の消費者がそれ以上待つのをあきらめてしまうとのこと(ただし、こちらも実際のデータでは、最も多かったのは「4秒超」の60%)。
ページ表示2秒でユーザーはイライラし始め、3分の1が「もういいや」となる – Web担当者Forum
また、Core Web Vitalsと言って、レイアウトの洗練具合や、スピードなども検索エンジンの評価対象になったため、検索順位に大きな影響があります。
ブログ向けのテーマには表示速度の表記が必ずと言っていいほどあるので、チェックしておきましょう。
記事が書きやすい
ブログを運営する上で、コンテンツの作成にとって効果的な機能があったほうが良いです。見栄えも良くなりますし、ユーザーも見やすく、内容が伝わりやすくなるためです。
ボックスや、タイムライン、マーカーなど、装飾機能が豊富にあるテーマのほうがブログ作成が楽しく感じるでしょう。
コンテンツが読みやすい
ブログの目的は読者に情報を提供することです。そのため、テーマがコンテンツの読みやすさを追求しているかどうかも重要です。
フォントのサイズや行間、見出しのデザイン、文章と画像のバランスなど、読者にとって快適な閲覧環境を提供しているかは滞在時間にも大きな影響を与えます。
これは地味ながら非常に重要な要素だと感じています。
これは実際に気になるテーマを使っているサイトを見に行くのが一番早いです。
他のブログがどんなテーマを使っているか掲載されているサイトがあるので使ってみてはいかがでしょうか?
企業・ビジネス向けWordPressテーマの選び方
企業・ビジネス向けのWordPressテーマを選ぶ場合、集客や、売上に繋がるか?を重視したいため、ブログ向けのテーマを選ぶ時とは少しだけポイントが違います。
以下のポイントに注意して探してみてください。
コールトゥアクション(CTA)を用意できる
企業やビジネスのWebサイトでは、ユーザーに対して特定のアクションを促すことが重要です。そこで使いたいのがCTA(コールトゥアクション)機能。
CTAとは電話やメールなどの連絡先の表示、問い合わせフォームの配置、商品の購入ボタンなど、ユーザーに行動を起こさせる欲求喚起を行える機能です。
ビジネス向けのWordPressテーマを選ぶ際には、CTAの設置は最重要ポイントとなるため、テーマ配布先サイトで用意されているか確認してください。
コンテンツ下だけでなく、ヘッダーにも電話や、問い合わせなどのCTAを配置できるテーマもありますよ!
フロントページの作り込みができる
企業やビジネスのウェブサイトでは、フロントページ(トップページとも言います)が重要な役割を果たします。
ウェブサイトのトップページは、看板のようなもの。サイトを訪れたユーザーは、どんな企業なのか?何を行っているのか?どんな実績があるのか?などをしっかりチェックします。
そのため、フロントページのレイアウトやデザインのカスタマイズが容易であり、必要なコンテンツを効果的に配置できるようになっているかは非常に重要です。
デモサイトや、機能一覧をよく確認し、理想通りのデザインが構築できるか確認しましょう。
ダサくて古いウェブサイトは、今はそれだけでユーザー心理的に『不安』になります。まずはフロントページで安心感を与えるようにしてくださいね!
ランディングページ(LP)を作れる
企業やビジネスのウェブサイトでは、特定のキャンペーンや商品の販売促進など、目的に応じたランディングページ(LP)を作ることがあります。ランディングページとは、ユーザーのアクションを集めるために作られた特別なページです。
しかし、ランディングページの作成はブログ向けテーマだと用意されていないことがほとんどで、期待通りのサイトを作れないでしょう。
WordPressテーマを選ぶ際には、テーマ配布先サイトの機能一覧で、ランディングページを作成する機能やテンプレートが備わっているかどうかを確認してください。
LP制作を依頼すると30〜40万ほどの料金がかかってきます。要は欲求喚起ができれば良いので、デザイン的に見劣りしても、しっかり訴求できるページ作りができると便利ですね。
WordPressのテーマは目的に合わせて選ぶ
テーマはブログ向けでしか探してなかったわ!
ブロガーにとってはそれで良いんですが、どこまでやりたいか?は人によって違うので、自分にとって最適なものを選ばないといけないんです。
テーマの切り替えって運用を続けた後だと大変ですしね…。
たしかに、アレコレ探せるのは最初だからやな。
今のうちにいっぱい試すのが大切やな!
WordPressテーマの選び方は理解できたでしょうか?
WordPressは使う人の目的によって用途が異なってくるため、自分の目的を達成するために何が必要か?を考えて選ぶことが大切です。
さまざまな情報を参考にしながら、自分のニーズに合ったテーマを見つけてくださいね。成功の鍵は、最初に適切なテーマを選べるかどうかです。
オススメのテーマが知りたいという場合、実際に検証をし、厳選したテーマをWordPress有料テーマのオススメにまとめています。検討しているようなら、こちらもぜひご覧ください。
他にもWordPressテーマに関しての情報をまとめたので、ぜひご覧ください。