シャー(う〜ん、遅い)
何を待っとるんや?
シャー(パソコンの起動を待ってるんだけど、結構かかるんだよね)
え、どのくらい待っとるんや?
シャー(うーん、15分くらい待ってるかなぁ。こんなものなのかな?
なっが!そらどう考えても遅すぎるわ。
シャー?(そうなんだ!噂に聞いたんだけど、Windows10にすると早くなるって本当?)
あ〜、その話よー聞かれるわ。ちょっと説明したろか。
Windows10にする前に動作環境の確認
Windows10にする前にお使いのパソコンが、Windows10にできるかどうかを確認しましょう。
PCの型番を調べて、ドライバ(橋渡し)がうまく動くかどうかを調べる
Windows7用とWindows10用は全く違うもの。
Googleにて「型番 ドライバ ダウンロード」って検索をかけて、Windows10用のドライバをダウンロードしておきましょう。インストールはWindows10にしてからでOKです。
ただし、Windows10にする前に導入しておかなければならないドライバもありますので、注意をよく読みましょう。
Wordや、Excel、アンチウイルスソフト
アクティベーションコード、プロダクトキーなどの控えは済んでいますか?
起動しなくなった場合、もう一度再インストールになります。
その際に必要なのは有効化のためのキーです。
もう一度購入することがないように必須ソフトの準備は万全にしましょう。
ネット上の無料アプリケーション
何度でもダウンロードできるので、問題ないですが、インストールして動作するかは別問題です。
対応OSを調べておきましょう。
※対応外でも動くアプリケーションもありますが、あまり期待しないように。
Windows10は起動時に早くなる機能がある
Windows10は動作改善に加え、セキュリティ面が大きく向上しています。
そして、起動時を高速化する機能が追加されています。
高速スタートアップ機能
・BIOS
・POST
・Windowsカーネルロード
・デバイスドライバのロード・初期化
・ログイン
・ユーザープロファイルのロード
特に分からなくてもOKです。
これらは全て起動に必要なデータを読み込む作業です。
この流れを、一回正常に起動できたら、正常に起動できました!と記憶してくれる機能、それが高速スタートアップ機能です。
シャットダウン時に記憶するので、最初の一回目は遅くなりますが、その後は構成が変わらない限り記憶して、さきほどの読み込みをすっ飛ばしてくれるので、起動がWindows7と比べて(一般的に)30~50%ほど起動が早くなります。
高速スタートアップは危険?
シャットダウン時に記憶するということは、デバイスの構成が全く同じでないといけません。
パソコンを共有化している場合、ログアウトなどを併用することで不具合が出る可能性があります。
また、ログインパスワード画面が表示されないケースもあるようです。
※一旦蓋を開け閉めしたり、電源ボタンを押したりすると直ります
この場合は、高速スタートアップ機能を無効化しましょう。
ただし、「高速スタートアップ」機能を使わない場合、読み込みファイルや、セキュリティ強化の影響で、Win7よりも若干起動が遅くなります。
※起動だけで言えば一番早いのはWin8.1です
Windows10の操作性
Windows7に慣れた方は使いやすいハズです。
人によって違うと思いますが、Windows7を使い込んできた人は使いやすいはずです。
Windows8や、8.1はどうにも使いにくい!
スタートページのパネルなど、完全にタッチパネルを意識しているのですごく使いにくかったと思います。
Windows10は、スタートページが表示されることもなくなり、スタートボタンもあるので、Windows7と操作性があまり変わりません。
ただ、コントロールパネルが変わっていたり、ちょっとしたところで少しずつ変わっているので、Win10にする場合は少しずつ慣れていくと良いでしょう。
まとめ
無理にアップグレードをする必要はありませんが、それでもパソコンの起動が気になるというかたは本体のお手入れをすると改善することもあります。
ファンの埃を取ったり、デフラグなども有効かもしれません。
デフラグとは、パソコン内部のストレージ(記憶媒体)を最適化する処理のことです。データの保存・削除を繰り返し行うことで発生するストレージの断片化を解消し、読み書き速度を向上する操作を「デフラグメンテーション」と呼び、その略称が「デフラグ」です。
他にも、Windowsのトラブル解決法をまとめているので、こちらもぜひご覧ください。