皆さん、Facebookはやっていますか?
うん、やっている人はたくさんいますね。
では、診断アプリを一回でもやったことある人はいますか?
うん、これも多いですね。
でも、診断アプリをやると個人情報を相手に渡してしまう可能性があると気づいている人はいますか?
そう、Facebookは個人情報の宝庫。
このようなFacebookと連携するアプリの中には、Facebookに入力した個人情報を盗み出そうとしているものがあるのです。
もし、一回でもFacebook診断アプリをやったことある人や、友達がFacebook診断アプリをやっていることを見たことがあるという方はぜひお読みください。
Facebook診断アプリとはどんな内容?
Facebook診断アプリってどんな内容なのか?結構見たことある人も多いかもしれません。
これは昔、TwitterとかFacebookでたくさんの人がやってた診断ですね。
あなたの前世は?本当に分かるなら私も知りたい…(笑)。他にもあなたが女性だったら?とかもあるようです。
他にもあったようですが、今はvonvonとnametestsの2つが主なFacebook診断アプリのようですね。
どんな会社がどんな目的でFacebook診断アプリを提供しているのか
vonvonの場合
今では住所を公開していないようですが、昔は住所が2つあり、オーストラリアと韓国に飛びました。
会社のアクセスでなぜGoogleマップを使わないのか…自宅ってワケでもないんでしょうが不明ですね。
ただ、プライバシーポリシーは昔と違って第三者に開示・共有するなどの情報ではなくなっていました。アカウント情報の削除などの項目もあり、個人情報に関しては大切に扱っている印象を持ちます。
診断をして気軽に遊んでもらいたいという目的のためだけに作られているサイト…ということが伺えます。
実際に経営者にインタビューした記事でもそのようなことを言っていました。
詳しくはこちら
▶2000万ユーザーに達したワードクラウドを開発する「謎の」韓国スタートアップ「Vonvon」とは何者か?
nametests.comの場合
調べてみたらドイツの会社 Social Sweethearts GmbHだということが分かりました。
ケルンにある会社……らしいです。それ以上は現地行かないと分かりません。
どうやら建物の中にあるみたいですね。見たところ銀行でしょうか??
プライバシーポリシー的には安全かどうか完全に判断はできません。
ただし、それはどこの会社のサービスを利用する場合でも同様で、どこまで情報を渡すのか、情報をどんなことで使うのかが重要になります。
利用規約を見ると統計情報を入手するために行われているようですね。テストマーケティングなものを兼ねているのかと思います。
ただ、情報を第三者に渡したりはしていないようです。
Facebook診断アプリの特徴
ドメインが変
インターネットサイトには必ずドメインというものがあります。
ドメイン名は「インターネット上の住所表示」に例えられます。なぜなら、広いインターネットの中で間違いなく目的の場所にたどり着くためには、一つしかない住所表示が必要だからです。
具体的には、ドメイン名は、ホームページアドレス(URL)やメールアドレスの一部として使われます。
出典:.jp
ちなみに日本の企業を表すドメインが「◯◯.jp」です。ここでvonvonのURLを見てみましょう。
jp.vonvon.meがドメインとなります。
重要なのは末尾の「.me」これで終わるのって日本じゃ珍しい。
しかも、このようなFacebook診断アプリはわざわざ先頭にjpとつけているのが主な特徴。日本人向けに…という配慮かもしれませんが怪しさが増しちゃう気もしますね。
Facebookログインを経由することで動作する
個人情報の入手のタイミングはFacebookログインを通じて、アカウントにユーザーを紐づけた時に行われます。
昔はアップロードした写真・メールアドレス・連絡先などバンバン取っていましたが、今はおかしいと思ったのか名前とプロフィール写真だけですね。
vonvonでもFacebookログインを使うタイプではなく、単純にニックネームを入力するだけになったりしています。
診断系アプリによって騒がれたので、さすがに考えを改めたのかなと思います。
個人情報を渡してしまったらどうなるの?
万が一、メールアドレスを渡したとしてもひとまず迷惑メールは配信されてこないようです。
そのようなケースも聞いたことないので、ひとまず安心ですね。
以前、このサイトの診断アプリが流行った時に試しにFacebookのアプリ認証でメールアドレスを渡した状態で使用して、アプリ権限も渡したままにして5ヶ月以上放置してみましたが、今の所、特にスパムメールは送られてきていません。結果報告となりますが、参考にはなるかと思います。
出典:【これスパム?】Facebookでまたnametestsの診断アプリが流行っているので検証しました
スパムとは登録してしまうと意図しない形でサービスをシェアしたり、意図しない投稿をさせるものです。このような事態になるのを恐れてFacebook診断アプリが騒がれたんですね。
個人情報を渡しちゃったので削除したい!
「すでに情報を渡してしまったので、その個人情報を削除したい!」という場合にはFacebookの設定からアプリの登録情報削除と、運営会社側で情報の削除を行いましょう。
運営会社側での情報削除は運営会社によって方法が違うのでそちらを参照してください。ただ、問い合わせするとそれも個人情報なので問い合わせしかない場合は、無視したほうが良いかなと個人的には思います。
ちなみにvonvonは問い合わせしなくてもアカウント削除できるようになりました。
Facebookの設定からアプリ登録情報を削除する方法はこちらをお読みください。
▶Facebookの不正ログイン対処法まとめ (アプリの投稿権限の変更・削除)
Facebookログインの際、不必要な情報を渡さない方法
個人情報の入手を狙っているものは診断アプリばかりではありません。そのほとんどがアプリの動作に不必要なデータを収集しています。
その場合、ほとんどがFacebookログインを用いた入手法になるので、不必要な情報は渡さないようにしましょう。
その設定変更はFacebookログインのOKを押す前が肝心です。
まず、Facebookログインする前に提供する情報を変更を選択
提供する個人情報を変更します。基本的にメールアドレスと写真は必要ないことが多いです。チェックを外しましょう。
ただし、プロフィールの情報は削除できないことが多いです。本当に必要そうかをよく考えてOKしましょう。
説明にnametestes.comの画像を使いましたが、昔の個人情報をたくさん入手していた頃の画像です。今は名前とプロフィール写真のみ渡すようになっています。
まとめ:Facebook診断アプリは個人情報を渡さないように配慮されてきた
意外にも現在ではFacebook診断アプリを使用して個人情報を渡してしまう機会がなくなっているようなので危険ではなくなりましたね。
ただし、まだまだ個人情報を渡してしまうアプリは山ほどあります。
さきほども言いましたが、基本的に個人情報を渡すタイミングはFacebook認証によってOKを押してアカウントと連携した時になります。
その際に渡す情報を少なくしたり、そもそも診断をやらない!という判断はコチラ側で持っています。
自分情報の管理意識を持ち、安易に情報を渡さないクセを付けていきましょう!
他にもFacebookに関しての情報をまとめているので、ぜひご覧ください。
Facebookはトラブルも多いので、対処法もまとめました。ぜひご活用ください。
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